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アトピー、つまりアトピー性皮膚炎は、20歳以下の10人に1人がかかっているともいわれているそうです。
成長とともに、良くなっていくとも言いますが、成人してもアトピーに悩まされている人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、青汁です。青汁がアトピーとどう関係してくるのか、

アトピーの原因って何?

かゆくて、ジュクジュクしていて、早くどうにかしたいアトピーですが、そもそもアトピーがどういったものなのかから、話をしていきましょう。
アトピー性皮膚炎は、皮膚の炎症を伴う病気で、湿疹とかゆみが特徴です。
再発を繰り返したり、慢性的になってしまったりというのも特徴だといえるでしょう。

そもそも、アトピーとはアレルギー疾患の1つです。
アレルギーとは、免疫機能が異常である状態を指します。
花粉症やぜんそくなども、アレルギー疾患で、生まれながらの体質だともいえますから、完全に治すのは難しいです。

また、皮膚のバリヤー機能の低下も、アトピーと密接にかかわってきます。
乾燥などにより、皮膚のバリヤー機能が低下してしまうと、アレルゲンが簡単に侵入できるようになってしまい、アトピーが発症してしまうのです。
先天的にバリヤー機能が低い人もいますが、多くの場合、胃腸が弱っているからというのが考えられるそうです。

胃腸が弱っているということは、食べ物から栄養を作り出す機能が弱っているということで、皮膚の栄養不足につながってしまいます。
そのため、バリヤー機能にも、異常をきたしてしまうわけですね。

それから、ストレスもアトピーの原因となるそうですから、普段からストレスとためてしまうような生活を送っている人は、うまく解消するようにしたいですね。

青汁は本当にアトピーに効果的なの?

アトピーがアレルギーの1つで、胃腸や皮膚のバリヤーの機能の異常が、発症させやすくするという話はしました。
では、青汁は本当に、このアトピーを改善してくれるのでしょうか。
その話の前に、青汁について簡単に話をさせてもらいます。

青汁といっても、商品によって使われている原料は様々です。
わかりやすいところで言えば、メインの原料となっているものとして、「ケール」「大麦若葉」「明日葉」などがあげられます。
名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

これらをベースに、様々な野菜を入れているのですが、例えば「ケール100%」の青汁と「明日葉100%」の青汁があったとして、これらは全く同じものだとは言えませんよね。
同じ青汁という名前であっても、片方はケールですし、もう片方は明日葉です。
それで、アレルギーに効果があると言われているのは、「ケール」を使った青汁になります。

もしかしたら、明日葉や大麦若葉の青汁でも、効果はあるかもしれませんが、ケールに関しては、ファンケルが分析をして改善されると発表していますから一層信頼度が高いです。
まず、ケールの青汁を飲むことで、lgE値を下げることができます。
lgE値とは何かと思われる人もいるかと思いますが、簡単に言えばアレルギーの起こりやすさを指す数値です。

170を超えるとアレルギーが起こりやすい人だと言えます。
ひどい人だと、1000を超えますから、健康診断などを行ったときには1度注意して核にしてみるといいでしょう。
ファンケルの中央研究所によると、青汁を毎日飲むことでlgE値が下がるのだそうです。

それから、ケールの青汁は、肌の水分量の低下を防止する機能もあるとされています。
これに関しては、ケール特有というよりも、青汁を飲むことで腸内環境が改善されて、結果として、肌の水分量も増えたということのようです。
そういう意味では、その他の青汁でも大丈夫だと思いますし、ヨーグルトなど腸内環境を整える食品でもある程度の効果は期待できるでしょう。

普段から野菜をあまり食べない人の場合、青汁を飲むことで栄養バランスが改善されて、アトピーに限らず体全体の調子が良くなるというのも考えられます。

ケールの青汁は、好酸球数を少なくするという結果も発表しています。
好酸球数ですが、体に細菌などの異物が入った時に咳をしたり、違和感を覚えるようにしたりといった役割を果たしているそうです。
身体の以上に対するセンサーみたいなものですね。

これが少ないと問題ですが、増えすぎると過敏になってしまい、ちょっとしたことで体が反応するようになってしまいます。
過ぎたるは猶及ばざるが如しとも言いますし、基準値にするためにも、青汁を飲んでみてはどうでしょうか。

青汁を使ってアトピーを改善しようとしたときの注意点

このように良いところばかりを並べてしまうと、「ケールの青汁を飲めば、すぐにアトピーが良くなる」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、そう簡単な話ではないことを、頭に入れておいてください。
青汁は医薬品ではないという話ですね。

医薬品であれば、強い効果を発揮してくれますから、飲んで数時間もしないうちに症状が緩和されることもあるでしょう。
その代わり、副作用が出る恐れもありますよね。
青汁は副作用が出ない代わりに、そこまで大きな効果は発揮しません。

青汁はいわば、「健康に気を使って、食生活を見直してみました」程度の効果しかないわけです。
続ければ、病気になりにくくなるでしょうし、少しずつは症状が改善していくでしょう。
逆に、短期的に効果が出ないからと、すぐにやめてしまえば、青汁の料金分損したことになります。

実際研究でも、「医薬品のような強い効果が一過性で発揮されるのではなく、常用することにより徐々に効果を発揮してくる可能性も考えられる」とあります。

青汁を飲むことでアトピーが悪化してしまう!?

これまで、青汁がアトピーを改善してくれるという話をしてきましたが、逆に青汁がアトピーを悪化させることもあることも、頭に入れておいてください。
青汁がアトピーを改善してくれるのは確かですが、青汁はアトピーを改善するために作られたものではありません。
そのため、体にはいいけれど、アトピーを悪化させる恐れのある野菜などが使われている可能性があります。

例えば、アトピーといえば、かゆみがつらいですよね。
そのかゆみを引き起こす成分に、ヒスタミンというものがあります。
ヒスタミンは体内でも作られるものですが、食品にも含まれていて、中には青汁に入れられそうなものも含まれています。

いくつか例を挙げてみると、トマト・ほうれん草・トウモロコシ・イチゴ・キウイフルーツ・ブロッコリーなどですね。
イチゴやキウイは、フルーツではありますが、青汁を飲みやすくしたフルーツ青汁もありますから、買うときには注意が必要です。
それから、アレルギーして品目にされている、オレンジやバナナ、リンゴなどが入ったものも気を付けたほうが良いでしょう。

正しい知識を持って青汁でアトピーを改善しましょう!

アトピーと青汁の関係についていろいろと話してきましたが、すべてを話しつくせたわけではありません。
青汁でアトピーを改善することはできますが、正しい知識がないと、無駄に終わってしまったり、逆に悪化させる恐れもありますから、まずは徹底的に調べるところから始めてみてはどうでしょうか。