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なかなか野菜を摂ることができないとき、青汁は野菜不足を補うのに便利ですよね。
手軽に飲むことができる青汁は、それだけで1日分の野菜を補いと思う人も多いのではないでしょうか。
ですが、青汁を飲みすぎると、副作用が出るという話もあります。それは本当なのか、調べてみました。

副作用ってどういうものなの?

青汁を飲みすぎると副作用が出ると言いますが、そもそも副作用がどういうものかをご存知でしょうか。
辞書的な意味を使うのであれば、副作用とは「医薬品の本来の効果とは異なる作用」のことを指します。
逆に本来の効果だと主作用ということになりますね。

例えば風邪薬を飲んで、熱が下がったとか、鼻水が止まった、咳が止まったといえば主作用です。
眠くなるのが副作用です。
他の薬だと髪が抜けるとか、臓器に障害が出るだとか、なんとなく悪いものをイメージするのではないでしょうか。

確かに薬飲んで、マイナスの効果が出ているわけですから、「本来の効果とは異なる作用」には違いありません。
ただし、副作用の中には、悪いものではないこともあります。
有名なものだと、緑内障の目薬を使用していたら、まつげが伸びたというものでしょうか。

緑内障の治療とは関係ないですが、まつげが伸びたところでそこまで悪いものではないですよね。
むしろ、伸ばしたいという人もいるでしょう。

というわけで、副作用とは医薬品に関しての言葉ですから、青汁では使いません。
しかし、便宜上というか、青汁に限らず医薬品以外でも副作用という言葉は使われています。
特に本来の効果とは異なる”良くない影響”のときに使われているのではないでしょうか。

そこでここでは便宜上、青汁を飲むことで起こる悪影響を副作用と呼んで話を進めていきます。

青汁にはどんな副作用があるの?

青汁を飲むにあたって、副作用があるから心配だという人もいるかもしれません。
ですが、青汁はあくまでも食品ですから、一般の人がほどほどに飲むだけなら気にする必要はないので、安心して飲むようにしてください。
飲みすぎによる悪影響を除けば、青汁の副作用を受ける人は、少数派になるでしょう。

ではどういう人が気を付ければいいのかですが、まず食物アレルギーがある人です。
アレルギーがある人は日ごろから気を付けていると思いますから、今更だと思いますが、青汁には様々な原材料が使われています。
その中にアレルゲンがあれば、当然アレルギー反応を引き起こす可能性があります。

それから、静脈血栓症や肺血栓症などの治療に使われるワーファリンを飲んでいる人は、青汁を飲まないようにしましょう。
青汁には多量のビタミンKが入っているものがあります。
ワーファリンは、血を固まらないようにして、血栓ができないようにする薬ですが、このビタミンを摂りすぎると、働きが弱まってしまうのです。

また青汁はカリウムも多量に含んでいますから、肝臓に疾患があるとカリウムを排出できずに、高カリウム血症になる恐れがあります。
高カリウム血症は、手足のしびれ、吐き気や不整脈を引き起こしますから、大変危険です。

また、青汁は食品に過ぎず、年齢制限があるものではありません。
ですが、小さい子供だと、成長途中で臓器類が未発達の状態です。
胃腸も小さいわけですから、お腹の調子を整える食物繊維も、大人程は必要ありません。

青汁には食物繊維がたくさん入っていますから、大人と同じ量を飲ませてしまうと、お腹を下してしまう恐れがあります。
子供に青汁を飲ませて、健康に気を付けるというのは悪いことではありませんが、大人が飲む量を考えて飲ませすぎないようにすることが大切です。

青汁の飲みすぎは何を引き起こしてしまうのか

上記に当たらない人の場合、青汁で副作用が引き起こされるというのは、ほぼないといってもいいでしょう。
ただし、それは量を考えていた場合の話です。
青汁を飲みすぎてしまうと、様々な不利益が引き起こされてしまいますから、気を付けてください。

飲みすぎで起こる症状として、よく言われるのが、お腹が緩くなることです。
青汁には豊富に食物繊維が含まれていて、本来であれば胃腸の調子を整えてくれます。
ですが、青汁を飲みすぎてしまうと、腸が活性化されすぎて下痢や腹痛を引き起こしてしまいます。

もともと、お腹が弱かった人だと、もしかすると1杯目からお腹の調子が悪くなるかもしれません。
食物繊維が関わってくる副作用としては、食欲不振があります。
食物繊維は、お腹の中で膨らむため、青汁を飲みすぎればそれだけでお腹の中がいっぱいになって、食欲がなくなってしまうわけですね。

ほどほどであれば、程よく食欲を低下させて、ダイエットにも使えますが、何事も行き過ぎればよくない結果になるということですね。
食物繊維以外が原因となるものだと、ビタミン過剰症があります。
青汁には、たくさんのビタミンが含まれているのは、言わずともわかるのではないでしょうか。

ビタミンは体の調子を整えてくれる、良い成分ですが、これも摂りすぎれば逆に悪影響を及ぼします。
ビタミンには、水に溶けやすい水溶性ビタミンと、油に溶けやすい脂溶性ビタミンがあるのですが、特に気を付けたいのは脂溶性ビタミンです。

水溶性ビタミンの場合、摂りすぎても尿とともに体外に出て行ってしまうので、よほどのことがない限り問題にはなりません。
ですが脂溶性ビタミンは、摂取後しばらく体にため込まれるため、過剰症を引き起こしやすいのです。
そんな脂溶性ビタミンですが、ビタミンA、ビタミンD。ビタミンE。ビタミンKがあげられます。

過剰症になると、吐き気や食欲不振、皮膚の乾燥など、どのビタミンを摂りすぎたかにもよりますが、様々な症状が出てきます。

青汁の1日の適正量はどれくらいになるの?

青汁を飲みすぎてはいけないという話をしてきましたが、では青汁はどれくらい飲むのが適量なのでしょうか。
食品である青汁には、これ以上は飲んではいけないという、制限はありません。
ですが、青汁を飲む場合には、1日に1杯、多くても2杯で押さえておくことを勧めします。

過剰摂取に関するところもそうですが、青汁だけで1日分の野菜を摂ろうとしてしまうと、今度は青汁に含まれていない栄養素が足りなくなってしまいます。
特にケール100%のように、1種類の野菜だけで作られた青汁だと、顕著だといえるでしょう。
おそらく、よほど考えて作られている青汁でない限り、飲みすぎることで栄養バランスを崩してしまうのではないでしょうか。

ですから、基本的には野菜を食べるようにして、足りないと思うところを青汁で補うという形にしておいたほうが良さそうです。

青汁はほどほどに飲むのが一番

本来青汁を飲むにあたって、副作用などは気にする必要はありません。
青汁を飲んで体調不良になるのであれば、青汁以外でも特定の野菜を食べることで、体調不良になるのではないでしょうか。
ですが、飲みすぎた場合には、この限りではありませんから、いくら健康に良いからと何杯も飲むのではなく、1日1杯で十分だといえるような食生活ができるように考えるようにしてください。